https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im11299379
半年ほど前からメタセコイアで探査機「ニュー・ホライズンズ」を作っていましたが(依然として作成中だった)、NASAが3Dモデルを配布していました。かなり残念ではあるんですが、公式モデルをお借りできるのであればそれに決まりです。さすがNASA、良く出来てます。自作は中止です。
以下、3DモデルのダウンロードからPMXファイル化までを簡単にまとめておきます。
(1) 配布先:NASA
https://science.nasa.gov/resource/new-horizons-3d-model/
配布されているファイルの形式はGLB(glTF)及びUSDZの2種。今回はメタセコイアで読み込めたGLB(glTF)形式を元に編集しました。
※注意:ややこしいことにNASAは別のサブドメインでも3Dモデルを配布しています。
https://nasa3d.arc.nasa.gov/models
こちらで配布されているニュー・ホライズンズは「ペイント3D」でした。使い方がよく分からないのでスルーしています。
(2) メタセコイアで読み込み
私が使っているメタセコイアは4 EX(Ver4.8.5b / 64bit)です。
※注意
・非常に大きなサイズ(寸法)で読み込まれます。PMD形式で保存する際にサイズを「0.01」程度にしておくことをお勧めします。
・メタセコイアの[材質パネル]で使われているTextureファイル名を[模様]欄、ノーマルマップ名を[法線]欄で確認出来ます。Textureファイルの名称が長いせいか、保存されたPMDファイルではTextureのファイル名が途中で切れていました。PMXエディタでTextureファイルを指定する際にメタセコイアの[材質パネル]の表記を参考に正しいTextureファイル名を指定します。また[法線]のノーマルマップはシェーダーで指定します。(ノーマルマップに対応しているシェーダーの場合) 探査機筐体を覆っている金色フォイルのシワシワな質感を出すノーマルマップが同梱されています。[材質:foil_gold]で指定されている「New_Horizons-image2.png」です。ずっとこれが欲しかった。自分ではこのノーマルマップを作ること出来ませんでした。
(3) PMXエディタでPMDファイルを読み込み編集する。
メタセコイアで保存したPMDファイルを読み込み編集します。今回私が行った編集は次の通り。
・Textureファイル名が途中で切れてしまい非表示となってましたので、それを訂正。
・拡大及び縮小モーフの追加。
・材質をいくつか細分化(分割)しました。
・Textureファイルの指定がない材質が若干あったのでベタ塗の画像ファイルを作成し当ててます。
・全ての材質にTextureファイルを当てた上で、[材質色]の指定は「拡散色」RGB全て1、「反射色」RGB全て0、「環境色」RGB全て0.5へ変更。
・材質の[描画]は両面描画と頂点色以外の3点全てチェック入れ。
・最後の材質[transparent]は完全透過のPNGファイルが当てられている立方体。用途が分からないのでシェーダー側の設定で非表示としています。
※参考情報
ニュー・ホライズンズ(NASAのWeb)
https://science.nasa.gov/mission/new-horizons/
このページ中ほどに3Dモデルの立体ビューがあり、この質感・色合いが設定目標です。
NASAのWebではニュー・ホライズンズの他にカッシーニやボイジャーなど主要な探査機・人口衛星などの3Dモデルが公開されており、片っ端からお借りするつもりです。
※静画の作成に当たりお借りしたものについては当該静画の説明欄及びコンテンツツリーをご覧ください。
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